ガールズグループ「Wonder Girls」の未来に“非常灯”が灯されました。

2007年にデビューし、今年10周年を迎える「Wonder Girls」は、楽曲“Tell me”や“So Hat”が社会現象を巻き起こすほど大ヒットを記録し、SMエンターテインメントの「少女時代」とともに“2世代ガールズグループ”の代表格にのぼりつめたグループです。

しかし、今年に入ってすぐの1月5日、メンバーの一部が今月の中旬に契約満期を迎えることが伝えられました。それぞれのメンバーが歌手、女優、MCといった幅広い分野で活躍を見せるなか、彼女たちの進路に注目が集まっていて、最悪の場合「Wonder Girls」としての存続が難しくなり、解散するのではないかとファンたちを不安にさせています。

「Wonder Girls」は、数回のメンバーチェンジを経験してきたグループです。10年という長い歳月の間にメンバーチェンジと脱退があり、現在は4人になってしまいました。

同時期にデビューした「KARA」、「RAINBOW」、「2NE1」、「4Minute」がすべて解散してしまったことも引き合いに出されている状況です。

「Wonder Girls」は昨年7月に発表した楽曲“Why So Lonely”が好成績を記録し、メンバーたち自ら楽曲制作に参加したという点では、変換期を無事に乗り越えたようにも見えました。

今年に入って勃発した再契約問題では、一部のメンバーが他の所属事務所に接触しているという噂も聞こえてくるため、一波乱起きそうな予感。しかし、最年長グループ「神話」のように、それぞれ別々の芸能活動を行いながらも「神話」として打ち立てた「神話カンパニー」という名のもとに、全員揃ってグループを持続しているケースもあります。

どちらにせよ「Wonder Girls」には長くグループとしての活動を願うファンが多いことは確かです。事務所の発表と彼女たちの決断を待ちたいところです。