歌手Gillの飲酒運転容疑初公判が行われ、検察は彼に懲役8か月を求刑しました。

ソウル中央地方法院では9月6日の午前、Gillの飲酒運転容疑についての初公判が開かれました。

この日検察は、Gillについての証拠資料を提出し、Gillはこのすべての容疑を認め、検察が彼に対して「懲役8か月を宣告してください」と求刑すると、Gillも「私が犯した罪なので、どんな罰でもしっかり受けます」と最終弁論を行いました。

Gillは弁護人もなく、黒のフード付きTシャツで登場しました。Gillは「公訴状に書かれている容疑すべてを認めます。特別に言いたいこともありません。検察が提示した証拠をすべて使用されてもかまいません」と明かしました。

続けて検察が提示した取り締まり経緯書、飲酒経緯書などについて、うなずきながら「そうです」と認めました。


これに先駆けGillは今年6月28日の明け方、ソウル南山3号トンネル入り口付近に自家用車を駐車していたところを警察の飲酒取り締まりを受けました。当時、Gillの血中アルコール濃度は0.16%を示し、免許取り消しに相当する泥酔状態にありました。

Gillは自身の飲酒摘発が知らされるとすぐにSNSを通じて謝罪文を掲載しました。

そして「生涯後ろ指を指され、生涯辱説を言われても、口が100個あっても言える言葉がありません」とし、「両親、家族、友だち、ファンのみなさんに合わせる顔もありません。本当に申し訳ありませんでした」と綴りました。

なお、Gillの飲酒運転はこれが初めてではなく、2014年5月にもソウル・合井駅付近において泥酔した状態で運転、摘発をされ免許取り消しになったことがありました。