「CJ第一製糖」といえば、韓国でさまざまなスイーツやお菓子を展開している企業です。特に「プチチェル」シリーズは人気で、高級スイーツの味がコンビニなどで手軽に楽しめる点がポイントです。

私が韓国に来て驚いたことのひとつが「プリン」が身近なおやつじゃないということでした。もう5年ほど前になりますが、当時「プリン食べたい!」といった私に友人が買ってきてくれたのが「フルーツゼリー」だったことがありました。「これプリンじゃないよ?ゼリーだよ?」といったら、「これがプリンだよ!」といわれ、パッケージを見たら本当に「フルーツプリン」と書いてありました。なるほど。韓国ではプリン=ゼリーなのかと衝撃を受けました。ちなみに、ゼリーはグミのことをいうようでした。

それから月日が流れ、最近ではプチチェルシリーズも「プリン」を販売するようになりましたし、プリンを使用したスイーツがカフェなどでも扱われるようになり、少しずつ一般的な食べ物になってきましたが、まだまだ韓国ではその認識は低く「高価な」食べ物なようです。

そこで2015年8月より「CJ第一製糖」より販売が開始したのがこの「プチチェルスイートプリン ミルキーベアー&チョコベアー」です。

既存の「プチチェルシリーズ」の他のプリンがクリーム系の食感であるのに対し、ベアーシリーズは少し弾力のある食感が特徴。韓国人の好みに合う食感と説明があったので、おそらく「ゼリー」に近付けた感じでしょうか。私が食べてみた食感としては、クリーム系プリンと、日本で売られている普通のプリンの中間ぐらいの固さで、食べやすかったです!


「ミルキーベアー」はキャラメルソースが入ったカスタードプリンで、「チョコベアー」はイチゴソースが入ったチョコプリンです。どちらも美味しくいただきましたが、慣れ親しんだ味の「ミルキーベアー」のほうが美味しく感じました。

韓国のコンビニ、マートなどで好評販売中です。1つ1,500ウォンと少々お高く感じますが、既存のプチチェルシリーズよりは安い価格設定です。