俳優ホ・ジョンミンの波乱万丈の人生史が語られました。

2月28日に放送されたMBC-TVバラエティ「ラジオスター」は子役特集が組まれました。

この日ホ・ジョンミンは選択の岐路に立たされたと振り返り「微妙なイメージだった。ずっと子役をするのもなんだし、成人俳優に切り替えることもできなくて。そんな中、バンドの提案を受けました」と明かしました。

そのバンドこそが一世風靡を巻き起こした「moonchild」でした。しかし彼は「幼心に“なにが歌手だよ、僕は演技がしたいのに”と思っていた。しかし、母の説得もあって、やることになった」と振り返りました。

「moonchild」は、“愛してるから”、“太陽がいっぱい”といったヒット曲を飛ばしたものの、ホ・ジョンミン本人は「moonchild」を“C+程度”と評価しました。

彼は「事務所の力で1位を獲りました。幼い頃は、1位を獲ったら僕の人生が変わると思っていました。通帳にお金がこんなにも貯まったりして。しかし、同じでした。当時はしっかりギャラが入ってくるような時代でもありませんでした」と明かしました。

彼は続けて「(事務所を)出た子たち(のちの“M.C The Max”)は売れました。僕はむしろ、出ないでしがみ付いていた方でした。待ってろといった社長がよくないことに引っかかってしまいました」と告白したのです。

その後、幸いにも演技の方面に転身することができたホ・ジョンミンは“ヒロインの弟専門俳優”と呼ばれ、愛されることとなりましたが、これもまた、長くは続かなかったといいます。

彼は「自分の年齢が20代中盤を超えたことで、ヒロインの弟としては年齢が行き過ぎるようになったのです。また役割が無くなってしまいました。軍隊に行ってきたのですが、その間に所属事務所が無くなっていました。5年間、強制休みに入ることになりました」と語りました。


波乱万丈な人生でも諦めることのなかったホ・ジョンミンは、短幕劇「82年生まれのジフン」でドラマ復帰に成功し、その後現在に至るまで、活発な作品活動を展開しています。