最近注目されているお茶の一つにルイボスティーが挙げられます。あまり馴染みのないかたも多いかもしれませんが、南アフリカ生まれのお茶で、古くから南アフリカの先住民族の間では日常的な飲み物として常飲されてきたのだそうです。

「ルイボス」とは、南アフリカの言葉で「赤い藪」という意味をあらわす言葉。その名の通り、赤くツンツンとした茶葉は、限られた地域でしか生育できない貴重な植物なのだそうです。赤道に近い厳しい環境の中で育つルイボスは、地中から多くのミネラルを吸い上げて葉に蓄えます。そのため、ルイボスティーも豊富な栄養素があるとして、近年盛んに研究がされています。

煮だすと鮮やかなルビーレッドで、カップに注いだ茶の色は見た目にも美しい色をしています。カフェインを含まないのでお腹に子を宿した妊婦さんから、お子様、お年寄りまで、ご家族みんなで飲める安心感があります。癖がなく、エグミもほとんど感じられないので飲みやすい、というのも人気の秘密と考えられます。

気になる効能としては、アレルギー症状の緩和がまず挙げられます。非常に高い抗酸化力を持ち、豊富なミネラルを含有しているため、身体の免疫力を高め、肌のかゆみや炎症反応などを抑制してくれるのだそうです。即効性はありませんが、毎日飲み続ける事で花粉症をはじめとするアレルギー症状が改善、緩和していくことが期待できます。毎年春になると、眼も鼻もくしゃみも辛い、という方は今からでも準備の一つとしてルイボスティーを常飲してみてはいかがでしょうか。

また、抗酸化力のおかげで体内の細胞も若さを保つことができ、お肌の潤いと白さを取り戻すためのお手伝いもしてくれるので、アンチエイジングにも役立つのだそう。女性には嬉しい効果ですよね。

腸の働きを正常にしてくれる効果もあるため、便秘などお腹のトラブルに悩んでいる方にも向いています。腸とお肌は繋がっていますから、今まで腸が詰まり気味だった方は、通常に稼働するようになるとお肌もつるつる感を取り戻してくれるかもしれませんよ。

南アフリカの大地が育てたお茶、ルイボスティー。毎日飲んで、効果を実感してみてはいかがでしょうか。