5月22日、韓国は“釈迦誕辰日”ということで祝日でした。釈迦牟尼の誕生をお祝いするこの日、韓国芸能界の仏教信者たちが注目を集めました。キリスト教徒が多いイメージの韓国ですが、実はそれに匹敵するほど多いのが仏教徒なのです。

彼らはテレビなどを通じて自身の信仰について語ることもあります。

そんな、“寺のお兄さん”、“寺のお姉さん”と呼ばれるスターたちをご紹介しようと思います。

まず、「EXO」のスホです。彼は過去にテレビ放送の中で演じてみたいキャラクターについての質問を受けました。その際、「“教会オッパ(お兄さん)”じゃなくて“寺オッパ”と答えました。続けて「クリスマスの日に寺に行ってきました。釈迦牟尼が寂しいと思って」と語り、笑いを誘ったことがありました。


続いて、韓国を代表する国民的MCのユ・ジェソクです。彼の場合はとくに自ら言及したことはないようですが、公式プロフィール欄の宗教項目に“仏教”と表示されています。


次は女優のチョン・ジヒョンです。韓服デザイナーの故イ・ヨンヒ氏は過去のインタビューの中で嫁であるチョン・ジヒョンについて「最近寺に一緒に行ってきた。(彼女が)行きたがっていた。うちは仏教家系ですが、ジヒョンのお母さんも熱心な仏教信者なのです」と語ったことがありました。


次は「東方神起」のチャンミンです。彼は過去のインタビューの中でクリスマスにしたいことを聞かれ、「家族、メンバーたちと一緒にいたい」と答えました。この他にも「僕は仏教徒です。だから、寺に行って1年を振り返ってみたい」と明かしたことがありました。


次は女優のハン・ジミンです。彼女は仏教団体JTSで活動を行ってきました。貧困国家の子どもたちを救うためのキャンペーンにも積極的に参加しています。


次は「VIXX」のホンビンです。彼は先日放送されたKBS-2TV「バトルトリップ」の中で旅行をしました。その際「寺にいるみたいだ。寺で長い間暮らしていた」と語りました。そして、彼は幼い頃、童子僧だったことを明かし、「おばあちゃんが寺に暮らしていたので、幼稚園に入るまでは寺に住んでいました」と語りました。


次はラッパーのDok2です。仏教信者であることを常々公表してきた彼。仲間のラッパーであるBewhYは熱心なキリスト教徒であることから、たびたび2人の“宗教バトル”が展開されています。SNSの中でBewhYが「兄さん、教会に行こうよ」と誘うと、Dok2はお釈迦様のポーズで般若心境を唱えるなど、“反抗”する様子を見せ、笑いを誘っています。


最後は「gugudan」のハナです。彼女は名前が“ハナ”であることからファンの人々には“ハナニム(韓国キリスト教徒の神様の呼び名)”と呼ばれていますが、実は彼女も仏教徒。とあるファンがサイン会の時にポストイットで宗教について質問した際、ハナが“仏教徒”と返事をしたといいます。



韓国には教会がとても多いためキリスト教徒が目立つことがしばしばですが、公表していないだけで仏教徒も実はたくさんいるんですね!