韓国の地下鉄では写真撮影が禁止されているため、あまり通勤の混雑状態は知られていません。

実際に中心駅であるソウルや東大門駅などの混雑状態は非常にすさまじいものがあります。
ソウル駅ではKTXなどの発着する地上ではそこまで混雑している印象を感じないかもしれませんが、地下にある駅は人があふれていることが多くあります。

その1つの理由として乗車する人のマナーの悪さというか駅の効率の悪さがあります。
日本では、乗車するときに降りる人が優先で乗る人が後からというマナーが浸透していますが、韓国の地下鉄では、一気に人が動きます。

しかも並んでいる人も1列になっていることはなく、横に広がっている状態から乗っていくので、ひどい時にはなかなか乗ることができない状態もしばしばあります。
自動改札も日本のような表示はついているものの双方通ることができるようになっているものが多いので、人がたまります。

政府としても対策を呼び掛けていますが、なかなか浸透しないのが韓国の通勤事情です。