<2013年10月>
●クラブ“バーニングサン”元総括理事兼MDのJの証言
※Jは現在、薬物使用容疑でソウル拘置所に。
チョン・ダウンに電話をかけてベルトを貸してほしいと頼むと、「部屋にあるから持って行って」と言われて自宅ドアの暗証番号を教わる。
・Jはチョン・ダウンの家に行き、洋服がしまってある部屋でベルトを探す。
・その間に、チョン・ダウンが帰ってきたらしく、リビングの方から彼女の声と男の人の声が聞こえてきた。Jは部屋から出られずにいるうちに、二人の会話を耳にしてしまう。

チョン・ダウン の最新ニュースまとめ

●チョン・ダウンの証言
・久しぶりにウォノに会うことになり、自宅近所のカフェで会った。話をしていると、ウォノがポケットからジッパー付きの袋を取り出した。
ウォノ:これ吸ったことある?
チョン・ダウン:どこで手に入れたの?
ウォノ:秘密。
袋に入っているものは、大麻草だった。二人はカフェを出てチョン・ダウンの自宅に行き、リビングで大麻を吸った。

・その後、ウォノの電話が鳴り、ウォノは一旦外に出ていく。その時、Jが出てくる。
J:お前たち、何をやっているんだ?
チョン・ダウン:見なかったことにして。
J:大麻の匂いだ。ホソク(=ウォノの本名)って誰?
チョン・ダウン:練習生。何も見なかったことにして。
Jはうなずいて、チョン・ダウンの自宅から出た。

<2019年9月>
警察は、ウォノに対する内偵をした。2か所の麻薬捜査隊で同時に捜査がおこなわれた。
・A麻薬捜査隊:J&チョン・ダウンを調べる。
Jの情報を入手してチョン・ダウンの供述も確保。
二人の供述に信ぴょう性があると判断。
・B麻薬捜査隊:ウォノ周辺を調べる。
2008年の高校時代に特殊窃盗で少年院に収監された友人たちを訪ねた。
当時の窃盗事件の主導者は少年院に収監され、ウォノは保護観察処分に。

<2019年10月>
●チョン・ダウンが過去のBe Too(Be:韓国語で借金を意味するビッ)を暴露。
・チョン・ダウンの私物であるジーンズ、イヤホン、カメラ、iPhone、iPadがなくなる。
・調べてみたら、インターネットで売られていた。
●二人の知人Dさんの証言。
・ダウンの物がインターネットで売られていたので、販売者の連絡先を見たらホソクの電話番号だった。キャプチャーしてダウンに伝えた。

<気になる今後>
薬物使用容疑の場合、公訴時効は7年。
チョン・ダウンとJが共通して話している大麻草吸引の日付は2013年10月なので、時効まであと1年。
●法務法人テヘランの弁護士の見解
・警察が二人(チョン・ダウンとJ)の証言を確保している以上、当時の状況について迅速に捜査をする必要がある。
・万が一、ウォノが出頭要求に応じなければ、時効が成立する恐れがある。