アメリカビルボードが、チャートの順位集計方式を変えると公式的に発表しました。

ビルボードは13日(現地時間)、公式ホームページとSNSを通じて「アルバム販売量集計方式を変えてチャート順位の選定方法を変えるようです。このルールは、ビルボード200、ホット100をはじめとする他のアルバムとチャートに適用される」と、明らかにしました。

ビルボードによると、大きく2つのルールが変わるそうです。

まず、アルバムとグッズのセット販売はアルバム販売量に計算されないそうです。グッズが含まれるアルバムは単品より高い価格で販売されなければならず、これは公式ウェブサイトでのみ販売することができます。グッズを買うか買わないかは、消費者の選択に任せるなどです。

ビルボードは、「消費者の意図を正確に反映するという目標に及ばなかった。したがって、グッズやコンサートのチケットがセットになったアルバムを購入するのは、今後販売量に含まれず、チャートに適用しない予定だ。チャートに消費者の選択をより正確に反映する」と明らかにしました。

またビルボードは、アルバムにデジタルダウンロードチケットをセットで売ることもチャート集計量から外すと発表しました。

関係者は、「デジタルダウンロードとアルバム販売が連結しないようにする。最近このような流れが蔓延したためルールを変更し、より確実なチャート集計量を計算する」と述べました。

ビルボードは、アリアナ・グランデ、ジャスティン・ビーバー、テイラー・スウィフトなど、世界的なポップスターまでが、様々なグッズやチケット、商品等にアルバムをセットで売ることで販売量とチャート順位を高めようとするのを指摘しました。

消費者が正当なコストを出して自ら選択して聴く音楽を確実にチャートに反映させるとの意志を見せました。