冬の味覚の牡蠣は、韓国でもおなじみの食材です。
韓国では「クル」と呼ばれており、産地としては慶尚南道にあるトンヨン(統営)が韓国で消費される牡蠣の60%以上を生産していると言われています。
したがって「トンヨン(統営)産」の牡蠣と書いてあれば、安心して食べることができます。

韓国での牡蠣の使い方は、牡蠣ごはんやスンドゥブ、チヂミなどいろいろな食べ方をしますが、その中でも冬限定が生牡蠣です。
センクルという名前のメニューで、日本と同じように牡蠣の殻を半分に割った状態で出てきます。
価格は10個で1,000円程度が相場になります。
少し違うのが薬味で、韓国ではコチュジャンをメインにつけて食べます。
牡蠣の身の上にコチュジャンをかけ、ゴマ油やネギなどを添えて一気にかきこみます。
鮮度が心配という人は、ソウル一の規模を誇る鷺梁津(ノリャンジン)水産市場に行けば新鮮な牡蠣を手に入れたり、食べたりすることができます。