俳優チャン・ヒョクと女優パク・ソダムが主演ドラマ「ビューティフル・マインド」が早期終了し、ファンから「残念だ」という声が集まっています。

ウエルメイド(よくできているという意)ドラマの場合、視聴率を一旦横に置いてから、見守らないといけない、との意見が多く上がっています。

「ビューティフルマインド」の早期終了に関しては、心の痛い結果だったが、このドラマを愛する視聴者たちの為に、制作側も全力を尽くして撮影を行いました。

担当のプロデューサーは、「ドラマを大切に思ってくれる視聴者たちが多くいることを制作側も知っており、その方々の為に全力を尽くす」と思いを伝えていました。

ドラマ「ビューティフルマインド」は、6月に初放送され、その当初は、「日本原作のドラマ『白い巨塔』に続く、傑作の医療ドラマが誕生した」と話題を集めました。

しかし、放送回数が進むにつれて、視聴率が低迷、そのせいもあってか、スポンサーが付かなくなるという事態も起きました。

同時間帯に、同じく医者の世界を描いたドラマ「ドクターズ」とぶつかる「編成上の不運」もありました。

更に今人気の若手の韓流スターが出演していないこともあり、海外販売などでの収益も出せないという事態さえも免れない状況になりました。

制作側は、当初の予定の「全16話」で完成するために努力したが、結局、「全14話」として早期終了の決定に従うしかなかったようです。

視聴率の推移を見ながら、視聴者の意見を反映して制作することで、その競争力を強めてきた韓国ドラマ。今回の出来事はその「視聴率至上主義」の弊害でもあります。

主演女優パク・ソダムは、早速、新作ドラマ「シンデレラと四名の騎士」に出演中です。このドラマでは「ウエルメイド」と「視聴率」の二匹のウサギを捕ってほしいものです。