人気ガールズグループ「GFRIEND」のファンサイン会に、メガネに隠しカメラを仕掛けた男性ファンが訪れ、騒動になったのは先月末のことでした。隠しカメラに気付いたメンバーのイェリンがその男性を捕まえ、所属事務所がこの男性に対し、今後イベント等への出入り禁止という処分を下し、すぐに帰宅させたことはニュースにもなりました。

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しかしここに来て、一部ネットユーザーの間ではイェリンを批難する声が上がっているというのです。それは何故でしょうか?

当時、その場にいた人が相当数で、イェリンが男性ファンを“摘発”した瞬間を目撃した人も多かったゆえに、決定的瞬間がカメラに収められたりもしました。勇敢とも取れるイェリンの行動に称賛も寄せられたものの、アーティストである彼女が“直接”その男性を捕まえ、メガネを取り、問い詰める必要があったのかという点から論争が起きているのです。

一部では男性ファンを擁護する声も上がっています。「ルールを破ったのは確かによくないけど、何十万ウォンも使ってやっとイベントに来てるファンを、そっと見逃してやることはできなかったのか?」、「メガネを取らせる時のイェリンの顔が、性犯罪者を見るような顔でとても冷酷だった」といった意見などです。

いつもニコニコとした笑顔が印象的なイェリンなだけに、勇敢すぎるこの対応に、驚きと、一部では失望したという声が上がっているようです。


しかし、このようにイェリンに批難を浴びせるユーザーよりも、イェリンに何故批難が集まるのか理解ができないといった反応を見せるファンのほうが多いのは当然です。彼女の行動を称賛する人々は「とても賢明な対応だった」と言っています。

日本でもそうですが、“会いに行けるアイドル”のように、ファンとアーティストの距離が近くなっている昨今。彼女たちの安全のためにも、イェリン本人ではなくスタッフの人がすぐさま間に入り、迅速な対応ができなかったものかと考えさせられる一件でした。